2003-01-01から1年間の記事一覧

今年見た中で一番お薦めの映画は、キング原作の「黙秘」という映画。見た際には感想を書いたが、極めてじみ〜な映画なのでもう一度推薦しとく。本だと、織田淳太郎の「巨人軍に葬られた男たち」かな。一見、巨人軍批判のいい加減な本のように見えるけど、中…

今まで会社にはそれほど不満がなかったのだが、ボーナスがやたらと少なかったのでかなりヘコむ。ある程度予想はしていたが、ここまで少ないと就職先間違えたかなぁと感じないこともない。それとも、SIer業界はどこもこんなもんなのか。 いろいろ考えたのだが…

「豆腐小僧双六道中ふりだし」を読み終わる。うーむ、出だしは面白かったのに段々とだれてくるんだよなぁ。あの話であの厚さは物語をただ冗長にしているだけのように思う。二日前に買えといっておいてなんだが、あの言葉撤回。とはいえ、出だしの部分は非常…

「豆腐小僧双六道中ふりだし」を読んでて思ったのだが、日銀というのはある種の妖怪であって「金融緩和は効果がない」とか「1%のインフレすら許さない」とか、そういうアイデンティティの元にのみ存在できるのではなかろうか。言い換えれば、妖怪日銀の存在…

「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」最終話まで見終る。青い、青い、青くさ〜い。荒巻の作戦といい、素子の行動といい、笑い男の青臭さといい、話の説教くささといい、どれをとっても納得がいかん(タチコマの死だってあれではただの無駄死にじゃないか)。…

今日のトリビア: GNPのGはGNUのG いちごで評判になっていた飯田康之著「経済学思考の技術」を読む。一見、ロジカルシンキングの本のように見せながら、実は経済学の基礎を学ばせた挙句、読者をリフレ派に転向させるというものすごい本。いや、本当に良く出…

《日銀総裁、マネーサプライ「歓迎すべき縮小もある」》えっ……? 絶句。これ本気で言ってるのか。福井総裁と言う人はそんなに馬鹿な人じゃないと思っていたのだがなぁ……。 《「UML採用は15%以下」、新技術を警戒するユーザー企業》まっ、当然の結果ですかね…

週末は、大学時代のサークルのクリスマスパーティに行ったわけだが、周りの先輩などの話を聞く限り私だけでなく皆「えらそうだ」「30前には見えない」と言われたらしくちょっと安心。と言うよりも、SF者というのは山形浩生を筆頭にだいたいにおいて偉そうな…

《「特別なオンリーワン」、日銀総裁がSMAP称賛》福井総裁曰く「日本の将来は本当に大丈夫だと思う」だそうだ。この記事を読む限りではむしろダメになりそうな感じだがなぁ。主流な経済学者推薦のインフレターゲットより独自の日銀理論で突っ走ると言っ…

《セガ、サミーの傘下に・CSKが持ち株を売却》ガーソ。そうやっていろんなところを転々としているうちに最後はNetscapeみたいになってしまうんだろうなぁ。いと悲し。 《Mr.ボールド氏死去 演芸家》ガーソ。いつのまにそんなことに(注:10月の記事で…

簿記3級に合格したらしい。たかが3級、されど3級。今まで工学系一本槍でやってきた人間には結構つらい試験だったりする。でも、やはり世間的には2級をとらにゃいけないんだろうなぁ。 ちなみに、勘違いしている人も多いと思うけれど経済学を勉強したところで…

ラスト弔い。ピタゴラスナッチ。今そこにいる樹木希林。

株を買い始めたことをカミングアウトしてしまったのでついでに書いてしまうのだが、株を買い始めると「またゼロ金利解除とかやってくれんかなぁ」などと非常に不穏なことを考えてしまうので本当に宜しくない。実際問題、金が溜まるまでどうにかリフレーショ…

久々に経済学関係の話題を書いたので、調べ物ついでにネットをブラブラしていると、リフレFAQ「余は如何にして利富禮主義者となりし乎」があるbewaad instituteにこのページが取り上げられていることに気付いて、かなりのけぞった。私のページってそんなにメ…

山形浩生編訳解説「クルーグマン教授の<ニッポン>経済入門」を読む。中にも書いてあるが、基本的に山形浩生のWebページにある翻訳を再録したものなので、金のない人は直接ページを見てくれって感じ。やたらと表紙が赤く「びっくり、君のインタゲもまっかっか…

佐藤浩市、窪塚洋介版の「魔界転生」を観る。まったく、いや本当に期待していなかったのだが、これは割とがんばってるんじゃないでしょうか。たしかにエログロもケレン味もないので山田風太郎ファンは気に入らないかもしれないけれど、戦乱のシーンなども陰…

OVA版「戦闘妖精・雪風」を見る。なんというか、これはいわゆるホ○アニメですか。たしかに話は雪風まんまなんだが……。ブッカーと深井と雪風の三角関係というのはある意味斬新ではある。

ひさびさにビデオ三昧の週末。といってもキングゲイナーメインだったりするのはどうかという気もするが……。 というわけで「Overman キングゲイナー」を4巻まで見る。前にちらっと見たときには「あぁ、富野も少しは病気が治ったか」とか「エルガイムみたいな…

読者から下記のような激励のお便りが。貴志ゆうすけの悪口言うなら、大作書いて世に認めてもらえ( ̄^ ̄)書けるんなら技術者なんぞやっとらんわい(爆)という反論はさておき、このメール、個人的には非常に興味深い点がある。なんと「ゆうすけ」がひらがなな…

SqrollというXMLに書いたSQLからJavaのソースコードを生成するツールを作ったので公開してみる。まあ、プログラム的には全然たいした事の無いツールなのだが、Servletでプログラムを書く上では大変便利なので使ってみてください……といっても現在のところ、ま…

カフカ著「変身」を読む。まあ、有名な話なのであらすじは知っていたけれど、実際に読んでみると不条理であると同時に、こんなに物悲しい物語だったのかと驚く。あとがきには、いまだにその解釈は謎に満ちているとのことだが、確かに何かのアナロジーだと思…

《日本最後のトキ、死因は扉に頭をぶつけ頭部挫傷》なんだか知らんがいつの間にか日本最後のトキがお亡くなりになられたらしい。死因が頭部挫傷というのは喜劇だが。

《複数不明、夏ごろからうわさ…山梨3遺体発見》かなり奇怪な事件。ワイドショーの話題独占間違いなしか。どういう経緯でこんなことになったんだろうか。続報を期待。 鈴木清純監督作品「結婚 陣内・原田御両家編」を見る。脚本自体は「売れない役者が人気を…

北野武監督作品「座頭市」を観にいく。面白いかどうかと聞かれたら面白いと答えてよいと思う(もちろん、これにカンヌを与えてしまう審査員の気持ちは理解できないが)。見る前までは、あんまり期待していなかったのだが、この映画は紛れもなく座頭市である…

四国松山に旅行に行く。日本はどこにいっても日本という事実を再確認する。

《宝くじに託す夢》一枚300円の宝くじの期待値は、150円弱だそうで。まあ、国家的サギみたいなもんだな。個人的には、想像してたより全然高いんだけど、返金率50%ではパチンコとか競馬の方がよっぽど健全と考えることはできるわけで、世間様が思っている「ギ…

なんだか知らないが、突然物欲に目覚めてしまってサーバマシン一台とブロードバンドルータ、モニタとかの切り替え機を買ってきてしまう。まあ、ここ最近いろいろと物欲を抑えてきたのでこのくらいいいかという気もするが、新しい携帯電話なんかも欲しくなっ…

本日、阪神が優勝した。別に私は阪神のファンというわけではないし深い意味もあるわけではないのだが、死ぬまでにもう一度阪神の優勝を見たいなあとずっと思っていたのだ。私は、実は野球嫌いだったりするので、これだけが野球という対象に関する唯一の興味…

マイケル・ムーアの映画「ボウリング・フォー・コロンバイン」を見る。 私も多くの日本人同様、アメリカという国には、憧れと苦々しさのという相反する思いを持っているものの一人だが、マイケル・ムーアという存在はアメリカそのものが出ているように感じる…

清水崇監督作品「呪怨」をみる。つまらないとは言わないが、控えめに言っても失敗作。ビデオ版の1をそのまま映画化したようだが、ビデオなら許される話のなさも映画となるとそうもいくまい。意味不明の演出が多すぎるし、なぜ夫に惨殺された親子が、赤の他…