景気を回復させるのは簡単だ

昨日のエントリのはてブを読んだら、「この経済状況ではだれがやっても同じ」という見解が書かれていたのだけど、私はそうは思わない。

だって、小泉並みの人間力を発揮する方法が書かれた教科書はなかなか見つからないだろうが、景気を回復させる方法が書かれた教科書であれば、いくらでも手に入る。前にも書いたが、景気回復には応急処置としての金融機関の救済、そしてマクロ経済対策として財政政策、金融政策、この三つしかない。インフレ率が二桁になるまで、シニョリッジを使って延々と資本注入や財政政策を続ければ、そう遠くない未来に景気は回復するだろう(逆に言えば、もしこれで景気回復しないのならば、我々人類は神に祈るくらいしかやることがない)

環境を変える方法が既知であるにもかかわらず、それを実施することなく自分の境遇を嘆くのならば、自業自得以外の何者でもないだろう。

いまこそトンデモ税の設立を

トンデモな主張の人々を刑事罰などで取り締まることは言論の自由を守る観点から問題だ。しかし、トンデモな主張から得た収益への課税ならば問題なかろう。

ホメオパシー税とか、フリーエネルギー税とか、人類の月面着陸は無かったろう税、利上げで景気回復税など課税対象としてはいろいろ考えられる。彼らからしても、自分達の主張の正当性が国から認定されたと思い込むこともできるため、反対は少ないどころか、進んで納税してくれるかもしれない。

消費税増税よりもよほど意味のある税金だと思うのだが、麻生総理いかがでしょう(w