2003-02-01から1ヶ月間の記事一覧
山口仲美著「犬は『びよ』と鳴いていた 日本語は擬音語・擬態語が面白い」を読む。著者は言語学とか民俗学かと思ったら古典文学畑の人らしい。「ワンワン」「ニャンニャン」「モー」といった動物の鳴き声を表す擬音語は、実は江戸時代まで存在しなかったなど…
いろいろ調べる限り労働価値説を否定したらマルクス経済学は否定できるようなので、ちょっと考えてみることにした。 まず、労働価値説とは何かというと「より多くの労働が必要な財の価値はより高く評価され、少ない労働すむ財は低く評価される」という説。近…
アルフレッド・ヒッチコック監督作品「ロープ」を見る。舞台劇っぽい設定で殺人犯の心理劇を見せてくれる。なんとなく「志村、うしろ!」を思い出す。相変わらずヒッチコックのカメラワークはすごいなあと思うのだけど、最後の方の教授の講釈がわけわからん…
《中部太平洋のナウルが「消息不明」に=誰が指導者かも分からず》ナウルって言うとあのバミューダトライアングルの真ん中に位置するという……(以下略)。原因は般若だと思ふ。 昨日のニュースは本当にショックだったのだが、どうも副総裁のふたりはインタゲ…
《日銀総裁に福井氏、副総裁は武藤氏と岩田氏》二冊ほどあった竹中の本はごみ箱に投げ捨てますた。小泉よ、あんたという人は……。おいら泣いちゃうぞ。うぇーん。 最初の政策決定会合までは望みを持つことにしてみよう……。就職先が潰れるかもという話、今まで…
人としてどうかと思う。 2003/02/21の日記の続きです。いや〜日記の更新が楽でいいや……と思ったら結局メールを書く時間は費やされているんだよねということに気付く(←てゆーか気付け)。他人の文章があると書きやすいのはたしかだけど。 どもども、英-Ranで…
スラッシュドットでJASRACの話題が。そこで取り上げられている「新法によってJASRAC独占はどうなるか?」という記事を読むとJASRACが極悪な組織のように見え非常に腹立たしくなるが、コメントで取り上げられている玉木氏の「音楽著作権とJASRAC問題」…
2003/02/13の日記にてらしまさんからツッコミ。許可をもらったのでそのやり取りを公開します(一部、名前などを変更してます。なお、本日記中の先輩と文中の「とりい」氏は同一人物です)。で、別ページにしようかとも思ったのだけれど、悩んだ挙句絶望書店…
最近よく「愛国心」とか「ナショナリズム」という言葉を良く聞くようになったが、これらの言葉の使われ方になんとなく違和感を感じている。そのひとつとして「愛国心は右翼的思考だ」というものがある。 ここで、ちょっとだけ深く愛国心というものを考えてみ…
ファイル整理の一環で古い絵とか手抜きの絵とかをギャラリーに追加。これで、小説も絵も手持ちは出尽くしたかな? 新藤健一著「崩壊する映像神話」という本を読む。なんとなく的の外れたタイトルのような気がするが、ヤラセ番組、ウソ報道について書かれた本…
書庫に昔書いた小説「心霊写真」を追加した。たった四、五年前の文章なんだが、今読むと読むに耐えないので大幅に書き直した。それでも、まだ直したりないような気がするけど。まあ、そんなもんですか。 どうでもいいけど、小説のたぐい誰か読んでます? 昨…
「平成の都市伝説」という本を買う。表紙だけみるといかにもダメそうな本をなのだが、あまりにもマニアックな内容にケタケタと笑いながらのたうち回り読んでいる。ネタのレベルが異常なほど高い。非常にお薦めなので、書店で見かけたら速攻ゲットすること。…
《ハイテク化の波》 一部で、Javaに関するSunの内部文書が話題になっている。Sunは2年前のことだと否定しているが本当かと言いたくなる。Javaは現実的に良い言語だけれど、それを管理するSunには開発者の多くが不満をもっていると思う。子供が育つまで保護す…
このサイトでは珍しく実名を挙げるが「理工学研究科の事務」は最悪だ。この一年間どれくらい辛酸をなめさせられてきたことか。いくら悪態をついても気が治まらない。2chに「理工学研究科事務を糾弾するスレ」を立てたい気分である。筑波大学の大学院に進む人…
スティグリッツ経済学の索引で「資本主義」を調べてみたら載ってなかった。ようするに、もはや近代経済学は、マルクス経済学なんて端から相手にしてないようだ。 例の論争に絡んでマルクス経済学についてGoogleで検索していたのだが、やはり議論は止めたほう…
ウォーラーステインに関する論争が不毛になることが判明した反面、新しい知見を得たような気がする。それは何かと言うと、議論するためにはこのページの以下の言葉を深く噛み締めておくことが重要だということである。 文字コードの議論は、合理的に、論理的…
《イラク機密文書、院生論文引き写し》インターネット普及による一番の変化は、政府の愚かさが隠し通せなくなったことだと思う。 先輩曰く、「訂正の大半がルビの統一や統計数字の見直しだけど、初歩的なミスも目立つ、とある。で、こういうことは校正段階で…
突然トップページにイラストを置いてみたりする。そのうち突然撤去する予定。 昨日の日記に先輩からご批判が。 山川の教科書云々って、「30万人は嘘だろ!」っていいたいだけのニュースと違うの、産経だし?実際のところ南京事件の虐殺は4万くらいだというの…
《やさしく読む「XML1.0勧告」第6回》読んでいくとだんだん苦笑が混じってくる。てゆーか、書いてるの川俣さんなのね。なるほど。アヴァロンの前例もあるしなあ。 先輩おすすめの山川の教科書だが、なんか変なことになってるみたい。ネットで調べる限りでは…
《作家の中島らも容疑者を大麻所持容疑などで逮捕》またか(笑)って前は捕まってなかったんだっけ? この人の場合、麻薬程度じゃ当たり前すぎて驚かないよなあ。 昨晩は、指導教官に飲みに連れて行ってもらったのだが、そこで経済について一席ぶたれること…
《野口旭の「ケイザイを斬る!」 第2回》「経済学を知らないエコノミストたち」の野口旭による連載第2回。これを読めば、今までの経済論議が如何にばかばかしいものだったかわかると思う。天が動いているのか地が動いているのかという議論ならまだしも、「天…
僕は死ぬために生きてるんだ。なんで誰もわかってくれないんだ。 やっと修論を提出。おかしいな〜。こんなに苦労するつもりではなかったのに。なんだか卒論よりも苦労したんすけどワシ。それだけ苦労したのに、終わったからといってまったく感慨がない。そう…