塩野七生が本の中で政治は二局より三局の方がいいとかアメリカの二大政党制は本当にいいのかとか書いていたので三大政党制というのを考えてみた。
まず三大政党制にするためには選挙制度を考えねばならないが、三つも政党があるとなかなかバランス良く議席が行き渡らない。普通の選挙制度だと現実的に不可能だろう。だから、まず議席は選挙の結果によらず三分の一ずつと設定する。これで民主党みたいなダメな政党でも政権を取れる可能性が出てくることになる。
とはいっても、これだと議員の入れ替わりは起こっても力関係が変わらないので選挙する意味がない。とりあえず、総得票数の最も多い政党が内閣を作ることができるとしよう。でも議席が三分の一だと政権も安定しないから、パートナー政党を選ばなければならないとする。これで常に三分の二が与党になり普通の期間は政権が安定するし、パートナー政党が裏切ったら即解散できる。
なんだか割といいんじゃないかと思ったんだが、今の状況を考えると小さい政党にとっても自民党にとってもうれしいことがないので実現できないな。それに何といっても面白くない。
というわけで第二案。どうせなら「操り人形」みたいな制度にするというのはどうだろうか(すでに三大政党制は捨て捨て)。まず、最初の順番は得票順にする。ドイツゲー的には年齢順だが自民党から始まることが選挙前から確定してしまうのは問題でしょ。
で、各政党は順に役割カードを引き、議長カードを引いた人が順に呼び出す。たぶん、カードを選ぶと通した法案の数に応じて「政党交付金」を貰えたり、議員を殺されない(-_-; などの利点があったりする。道路を造りたければ建築家か。これだと野党という概念もなくなるし利点も結構あるかもよ。どうです>国会議員の皆さん



何だかアホなことを書いていたら、さらにアホなゲームのネタを思いついた。その名も「操り官僚」。様々な族議員になり官僚を操って地元での地盤を固めるゲーム。とりあえずキャラクターにはこんなのがいる。
族名説明
警察族他の族議員を任意で事情聴取し(拒否不可)、そのターンに何も出来なくする。
大蔵族他の族議員の予算を奪う。
外交族ODAで建物カードを何枚でもひける。
党総裁最初にどの族議員になるか決めることができる。
文教族利権は薄いが、学校は壊されないのだ。
商工族企業献金でお金をがっぽり。
建設族もはや何も言うまい。
環境族環境問題をでっち上げ建物を壊す。
結構うまくはまるもんだ。で、作るのか>俺