山形浩生訳「不思議の国のアリス」を(CLIE上のブラウザで)読む。実は大昔に絵本を読んだっきりだったりするので、まともに読むのは今回が初めてである。読んだ感想としては、ルイス・キャロルってキチガ(以下略)。
山形訳ではあるけど別に違和感のある箇所はそれほどなかったが、たまに(本人は小学校5年生くらいの口ぶりにはしたつもりと言ってはいるけど)山形浩生がしゃべってるようにしか思えない台詞があったりするのは何だなあ。いや、もしかしたら山形の周りにいる小学五年生は山形の影響をもろに受けていてあんな喋り方をしているのかも……。
個人的には、トランプ兵の数字は漢数字よりアラビア数字の方がトランプらしさが出ていいと思ったが、どんなもんだろ。