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《京極堂シリーズ映画化！　第1弾主演は堤》おっ、とうとう映画化ですか。「いずれの企画も京極氏の許諾を得られなかった」にも関わらず、やっと許可がおりたというだけあって無意味に怪しげな配役だなぁ。監督が実相寺という時点でかなりアレだ。個人的には、実相寺は映画監督としてはうまくないと思ってるのでやや心配なのだが、他に誰かいるのかと言われるとうーんという気もするので、これはこれでいいのかもしれない（鈴木清順だったらそれはそれで面白そうだが、一般受けする映画には絶対ならんだろうからな）。
どうでもいいけど、京極堂役は堤真一ですか。イメージが違うなぁ。私の京極堂に対して持つイメージは、飯野賢治だったりするのでまぁ一致するわけはないんだが（原作でも、きちんと『芥川竜之介の亡霊』と書いているので、私のイメージがおかしいのだろうけど、どうしても古書店の奥でどかっと座った飯野賢治が浮かんでしまうのだ）。阿部寛の榎木津もちょっと違うかなぁ。でも、永瀬の関口はいい感じかも。