まぁそんなもんだ
検索してたら、こんなの見つけた*1。
253 名前:名無しさん [2005/10/13(木) 06:32:21]
エコミシュ自体になにからなにまですべて負わせる
発想自体がカーネギー方式でもなんでもなく
ただのいかさま論法だってここの常連はみんな気がついてるよ。
やめとけ、a=英-RAN?
世間的にはそう思われてるんだなぁ、しくしく。まぁ、自分の行動の結果だから仕方ないけど。
書き込みに「経済が(ママ)学は、インセンティブを学ぶ学問です」とか書いてあって勘違いする気持ちはわかるが、私じゃないので念のため。私は基本的にネット内引きこもりなのであれ以前も掲示板にはほとんど書き込んだことがないし、あの件の以後は掲示板には一切書き込んでいないので……とは言っても証拠にはならんのでなんなのだが。
ちなみにエコミシュに対する感想も違う。たしかにエコミシュは私もダメな本だと思っているが、それはサブカル本としてのレベルの低さを問題視しているだけである*2。エコミシュみたいな経済サブカル本はもっと出すべきだと思っているが、出す以上はもっとましなクオリティでやってもらいたいし、あの内容では学者の愚痴と取られかねないのも問題だ。
また、経済学専門の掲示板でリフレ派の宣伝手段を考えるのは不毛だと私も思っているし、そんなことは自分とこのblogでやればいいとは思っている*3。
だが、だからといってカーネギーの本に書いてあるようなことを端から無視して考えるなぞ自分が人間だということを忘れているとしか思えない。テレパシーで意識を正しく伝えあえるならともかく、言葉と言葉でしか伝えあえない以上、そのことに無遠慮でどうして正しく自分の伝えたい内容を伝えられるのであろうか(無意味に反語表現を使ってみるテスト)。
お互い人間なんだからお互いが幸せになるよう努めようやってのがカーネギー本の含意なのだと思う*4。しかも、その方が良い結果を生みやすい。実際、本の内容はプライベートでは非常に役に立っているので、ぜひ読むことをお勧めする。
- 作者: デールカーネギー,Dale Carnegie,山口博
- 出版社/メーカー: 創元社
- 発売日: 1999/10/31
- メディア: 単行本
- 購入: 174人 クリック: 3,319回
- この商品を含むブログ (615件) を見る
*1:どうも避難所らしくリンクすると迷惑っぽいので、元を読みたい人はとりあえずググれ
*2:怪談本の名著である「怖い話の本―「心の闇」をフィールドワークした、超ホラー・ノンフィクション! (別冊宝島 (268))」と読み比べればその差は明らかだと思うが
*3:……とか言って本当にやると大批判を食らってしまうのだが(w
*4:とか言いつつ某所への書き込みを読めば、お前が言うなよという感想になるよな、普通。理解を超えるほどに馬鹿馬鹿しい話だったので、ちょっと頭に血が昇ってしまいますた……反省