ゆーてはならんことを

 野村裁判官は「プロレスでは、打ち合わせなしに相手を攻撃するのは許されないこと」と指摘。セコンドが渡辺さんを押し倒したことは「やむを得ない行為」と判断したが、力任せに顔面をけることまでは「正当化する根拠がない」と述べた。その上で、「大仁田さんはセコンドの監督権限があり、使用者責任を負う」とした。

「打ち合わせのないプロレスはただのレスリングだ」という格言はさておき、そういうことは世間的には公然の秘密に類することなんではなかろうか……