Doltengを使ってみる
有給とって休んでしまったので、せっかくだからと重い頭を抱えながら「3分間で作るWebアプリケーション」を実際に試してみた。
まず、eclipseとtomcatの準備。eclipseもしばらくご無沙汰でversionが古いので最新版をダウンロード。JDKは、ちょいと古いがJava5.0なのでそのままで問題なかった。
[Eclipse3.2] http://download.eclipse.org/eclipse/downloads/drops/R-3.2.1-200609210945/index.php
[Eclipse3.2 日本語パック] http://download.eclipse.org/eclipse/downloads/drops/L-3.2_Language_Packs-200607121700/index.php
[Tomcat 5.5] http://tomcat.apache.org/download-55.cgi
[Tomcat Plugin] http://www.sysdeo.com/eclipse/tomcatplugin
日本語パックは、SDK Language PacksのNLpack1を選べばよい。eclipseもここら辺をアップデートサイトに置いてくれるとらくちんなんだが。Tomcat Pluginの設定をすれば、準備は完了。
次にSeasarのEclipse用アップデートサイトから、Doltengをインストール。Diiguというのもインストールしなければならないらしいので一緒に選択。
あとは、デモの通りに操作で問題なく動きました。
問題は、中身が簡単かどうかなんだけど、ちょっとソースコードを読んだ感じだとRailsほどは単純じゃなさそう。いくつか雑感をば。
- プロジェクト作ると、Seasar系のライブラリが一気に準備されるのはかなりうれしい。
- でも、パッケージエクスプローラの大半を占拠しちゃうのはうれしくないなぁ。ライブラリ化してほしいかも。
- DXOってBeanConverterの自動生成ということなのか? そうなら、commonsのBeanUtilでいい気もするけど、何が違うんだろう。
- ひがさん言うところのページ駆動開発は良い感じ。コントローラー駆動よりもメンテナンスはしやすそう。
- GridとListPageの繋がりがよくわからない。TeedaのGridの仕様を押えればよいのだと思うけど、いきなりこれを見せられるとぎょっとする。土台にしてはfatすぎるかも。
- 複雑に感じる原因は、Abstract*PageとAbstractCrudPageのせいかも。というより、*ListPageってAbstract*Pageを継承する必要ないような。
- *EditPageもそれ自体がプレゼンテーションモデルになるよりかは、public変数+Beanになっていた方が継承よりも可読性が高いし拡張する際の柔軟性も高い気もする。