最適な工期は「投入人月の立方根の2.4倍」、JUASが調査

COCOMO IIの結果ともほぼ一致しているようなので、ある程度信用できる結果なのだろう。まぁ、嘘ついてもしょうがないしな。EXCELでグラフ化するとこんな風になるようだ。

なにごとにも分散はあるわけだが、少なくとも中央より少ない工期だとまずそうだくらいの予想は立てられるわけだから、こんなデータでも十分役に立つ。シンプル・イズ・ベストではないけれど、FPみたいな複雑な手法は大変すぎるので普及しないものだ。ほどほどのコストでほどほどに役に立つことが重要なのです。

とはいえ、「必要工数=0.1×ファイル数+1.3×画面数+0.3×バッチ数」の方はもうちょっとがんばった方がよさそう、例えばモデリング手法によってファイル数は大幅に変化するし、画面も複雑な画面だと倍ではすまなくなったりするので、この数字をベースに具体的に見積もることが必要なんではないかと。