ヱヴァる

富野由悠季曰く、「人気が出る秘訣はあります。それは、時代に乗ることです。冗談のようですが、それだけなのです」。

たしかに当時はそういう時代だったわけだが、残念ながらもはやそういう時代ではないのだよな。映像をきれいにしたって、失われた過去は戻ってこないわけで(演出の下手さは別の意味で問題だったが。間の取り方がなってねぇぞ)。

そういえば、相変わらずシンジはカセットテープを再生して曲を聴いていたわけだが、そろそろ「カセットって何ですか?」とか言い出しかねない時代になりつつあるのを製作者たちは理解しているのだろうか(たしかにあの演出をiPodで行うわけにはいかないとはいえ、だ)。

というわけで、二作目以降も見に行くかは微妙な感じ。