ねたぶくろに「勝利の条件」を追加。日本も陰陽師で対抗といきますか。
昨日の日記を読み返して思う。よく考えてみるとセガが好きだった理由は、まさにこれだったんだよね。昔のセガはいつも未来を見せてくれるメーカーだった。ソニックがマリオに匹敵する人気キャラになったあの頃。スーパーファミコンでしかゲームを出していなかった大手メーカーがメガドライブにどんどん参加してきたあの頃。当初はへぼへぼだったセガサターン版「バーチャファイター2」が日に日に良くなっていくのを見て心ときめかしていたあの頃。結局「すでに善い」という状態に至ることなく世の中から消え去ってしまったけど(言い過ぎ)、セガのことは決して忘れない。
あ〜。プレステ2欲しいな〜。
なぜか夜中に眼が覚めてしまったので、テレビであっていた「実録ペンタゴンウォーズ」という映画を見てしまう。名前すら聴いたことのない映画なのでつまらないかと思ったら結構おもしろい。どういう映画かというと「ペンタゴン上層部の癒着によって新型兵送車の計画が最終的には“なぜかキャノン砲とミサイルポッドが搭載され、兵士も一台に6名しか乗れず、燃えると有毒ガスが発生し輸送車よりも薄いアルミ製の装甲を持つ戦車もどき”になってしまう。その調査を命じられた主人公の少佐は上司の嫌がらせに耐えながらそれを告発をする」という話である。どうも実話らしい。
見所は、必要十分の設計が行われた初期案が上層部の命令でむちゃくちゃに変えられていく様子とそれに悶え苦しみながらも設計変更を行う開発者たちの部分である。うーむ、こうしてダメな製品というのは作られていくんですね。
それにしても、告発が認められながらも、ダメ上司は昇進し主人公は止めるはめになるというが実話の実話たる所以なんだろうね。確かにCNNでも似たような話を何回も聞いたもんなあ。現実は厳しいのです。
映画で思い出したが、リドリー・スコット監督作品「レジェンド」も朝っぱらに見た。ほんとに見たの忘れてた。あまりにも話の展開がアレなので、もしかしてこれはコメディなのか? もしかしてこれ笑うところ? とか思いながら見ていたのだが別にそういうわけでもなかったらしい。
リドリー・スコットは「エイリアン」とか「ブレード・ランナー」とかすごい作品を作るかと思えば、「レジェンド」とか「ハンニバル」みたいなダメ映画を作るし、才能があるんだかないんだか。