20日の日記に書いた私立探偵濱マイクの真の最終回はどうもこのページのフェイクだったらしい。なんだか謝られてしまったが、こういうフェイクは割と好きなので別に文句を言うつもりはない(私は作品を見る前に評はできるだけ読まないようにしているので中身はさっき読んだばかりだったりするのだが、最後まで読めば気付きそうなもんだ)。だけど、フェイクとしてはよく出来てる。少なくとも、どの本編より面白そうではある(でも黒沢清ってここまでヤル気のある監督じゃないと思うぞ)。とりあえず、俺も書いてみるか。
私立探偵 濱マイク 第13話「食い逃げの男」(監督 押井守)。食い逃げをしたために逃げ回っていた丸輪零(千葉繁)は、私立探偵の濱マイクに追われていた。なぜ食い逃げ程度の罪のために追いまわすのか。零は、マイクの逆調査を開始する。マイクによって助けられた、マイクは町の平和を守る正義の探偵だと町の人々は口々に言う。しかし、マイクの存在は依然としてわからない。零はマイクが存在しないのではないかという疑問をいだき始めていた。零は廃墟と化した横浜をマイクを探し駆けずり回る……って、例によってあれな話だなあ。
#そういえばメールの返信してないけど、適当に電話入れるので勘弁>某氏
そういえば、フェイクを書いた理由は濱マイクが気に入らなかったことにあるらしいのだが、私もそれに関しては同様。かなり期待はずれだったと思う。前半には割と面白い話があったように思うけど、後半に行くにつれて駄目になっていく。総監督がいなかったせいか世界観すら統一できてなかったように思えるし。



映画「オーシャンズ11」を見る。世の中では監督にブーイングがとんでいるようだが、11人もメインキャラクターを出しておいて並の出来になっているのはすごいと思うぞ。映画はやっぱりダメだけど。どうでもいいが、DVDメニューのユーザビリティーが最悪。どうやったらこんなもんが出来上がるんだろうか。