グインサーガを再開して読み始めた。61巻まではなんとか我慢して読んでいたのだけど、結婚式で3巻とか、アリとイシュトの愛憎劇とか、ナリスとヴァレリウスの漫才とかいろいろと呆れる話が長く続きすぎたので読むのを断念していたのだ。最近、楽しみもめっきり減ったし、いつ何時死んでも心残りがないような状態なので、もうすでに忘れかけていた生き甲斐でも掘り出してみるかと再度、読み始めることにしてみたという次第*1
とりあえず、70巻まで読み進めてみたけれど想像していたよりは遥かに読める。読むのを止めた時期がまずかったのかもしれない。キャラクターがやたらと前言撤回したり、どうでもいい日常会話が延々と続いたりするのは相変わらずだが、65巻あたりからやっとストーリーが進みだし、グインも復帰したし、昔の話と少しずつリンクし始めだしたのはうれしい(栗本がグインサーガを読み返したということもあるのだろうけれど)。
グインなら一冊二時間以内で読めるので通勤にもってこいという気もするので、とりあえず最新刊直前くらいまで読み進めてみることにしよう。

*1:大昔、グインサーガパタリロが終わるまでは生きていようと思っていたことがあったのだ。だが、前者はそれに値する作品ではなくなってしまっていたし、後者は魔夜峰央が死ぬまで終わらないことが確定的になってしまったので、目的が失してしまっていた次第。