鬱だ。負け組の人生ってこんなもんですか。



経済学を齧りはじめてもう2年ほどになるが、理論ばっかりやってたせいかいまだに「新古典派」と「ニューケインジアン」の違いがよくわからない。そういうわけで経済学史もきちんとやらねばと田中敏弘編著「経済学史」を読み始めた。で、読み始めて気付いたのだが、近代の部分が薄いので「新古典派」についても「ニューケインジアン」についてもほとんど書いてない。うーむ。
ネットで調べた感じだと新古典派ってのは需給一致の古典派理論に対してミクロ的基礎付けを行い、ニューケインジアンは需給不一致のケインズ経済学に対してミクロ的基礎付けを行ったのだがそれぞれ拡張していった結果、統合されどっちがどっちとは言えないような感じになっているということらしい。
ただ、疑問に思うのだが、この説明だとそもそも「新古典派」と「ニューケインジアン」は相補するものであって相反するものであるように思えない。一応、派閥らしきものはあるらしいので根本的な意見の食い違いがあるのだと思うのだが……

たぶん、キャシャーンを誉めてる(?)のは世界で私ひとりだろうと思うので、あえてもう一度書いておくが私は伊勢谷を潰すべきではないと思う。3度撮ってあんなものを作ってしまう中野裕之に比べて遥かに才能があるのは明らかだし、あれだけの映像を6億で作れる人間は(少なくとも日本には)他に誰もいないことだけは気にとめておかなければいけないと個人的には思う。

[メモ] 投入に対する生産を表す関数として代表的なものにコブ=ダグラス型生産関数とCES型生産関数というのがあるらしい。詳しいことは時間がないので調べてない。ちなみにコブ=ダグラスとは、コブさんとダグラスさんの二人の名前からとったものらしい。