久々のマンガ喫茶
久々にマンガ喫茶に行き三時間ほど漫画を満喫。記録ついでに感想をば。
永井豪「デビルマン(完全復刻版)」
つい最近、映画がすご〜く話題にのぼった折、原作をまだ読んでないことに気付く。バイオレンス・ジャックとかは読んでるくせにである。
というわけで今さらながら読んでみたんですが、こりゃすごいわ。永井豪ってこんなにすごいキチガイ*1だったんだ。すごすぎて、どんなふうに誉めればいいのかわからない。すばらしすぎる。
漆原 友紀「蟲師」
これも良作。まぁ、この手の幽霊・妖怪ものというのは基本的にトーンが同じで、不幸な人が出てきて主人公が巻き込まれた挙句、客観的に見るとあまりハッピーエンドじゃないんだけど、ほんのりいい話になってしんみり終わる(巷説百物語しかり霊感商法株式会社しかり百鬼夜行抄しかり宮部みゆきの短編しかり)。でも、ドラクエ同様、面白ければそれでいいのである。
それにしても最近、面白いマンガを読むたびに自分の才能と比較してしょぼーんとなる。よく「もう少し若ければ……」とかいう台詞を聞くが、私の場合20年前からやり直したとしてもとても敵いそうにない。自分が凡人であることを認めるのは悲しいことであるが、それが現実なのだから仕方がない。
自分の才能の範囲で粛々とやっていくことにしよう。
*1:誉め言葉です。念のため