物欲

というほどのことでもないのだが、最近立て続けに大きい買い物をするようになった。別に身入りがよくなったわけではないのだが、「100万あれば欲しいものが全部そろうんだから、買ってしまえばいいんではないか」などと思い始めてしまったのである。実際、新しいパソコンやら複合機やらを買ってみると、いままでごちゃごちゃ存在していたいろんなものがいらなくなり、机の上も今まで以上に広く使えるようになったこともあり、非常に満足している。

金は重要だ。だが、どの程度必要なのだろうか。

経済学では、限界効用逓減という言葉や、あればあるに越したことはないという言葉を使ってその質問に応えるわけだが、国民ひとりあたりの所得が数倍に増えているにも関わらず幸福度や生活満足度は変わらない、あるいは低下しているという事実をどう考えるべきか。幸福度や生活満足度を向上させるためには、どういう政策が望ましいのだろうか。

……って、やっぱり妄想の経済学でつか(笑)