宮崎吾郎(ゲド戦記監督)の評価がちょっと上がる

宮崎駿の長男がゲドの映画を撮ると聞いたとき、非常に不安に思った。本当に、大丈夫なのかと。宮崎駿自体も反対したらしい。しかもあのゲド戦記だぞ。

しかし、監督日誌にある「第二十二回 押井守監督の最新作を観た」を読んで、ちょっと期待してみることにした。宮崎駿は天才である。だが、その天才の次を担う人物はジブリから出てきそうにない。ひとりくらいハウルのひどさを見て公然と反旗を翻すやからが出てきてもいいと思うのだが、残念ながらそのようなこともなかった。

しかし、アニメとは別の道を歩んできた息子が父へ反旗を翻し、作品を作るというのであれば期待してみる価値はあるかもしれない。もちろん、最終的には作品によって評価が下されるわけだが。