工藤和久著「法学部生のための経済学入門」を買う

池袋のジュンク堂に寄った時に目に付いたので買ってしまった。はしがきの

このような(=経済問題と経済制度)基本的な問題に対して正しい認識を持たないと、経済に生じるいろいろな問題に対してただちに行政が介入して規制を導入すべきであるという主張になりがちである。そしてそのような主張を正当化する根拠とされるのは、しばしば「社会主義」といった曖昧なものであることが多い。

という文章を読む限り、将来国家官僚になる法学部生のための経済学入門書を目指して書かれたようにも思える。

「消費者選好理論」や「一般均衡理論」を取り上げないなど、いっぷう変わった教科書のようで、ちょっと楽しみ。

法学部生のための経済学入門

法学部生のための経済学入門