若さ

経済学を学び始めたころは若いと強弁できたが、もはや若くないという噂。

しかし、時間が経ったわりに進歩ないな>俺

まぁ、進歩がないのはどこぞも一緒だが。学生の頃は「君が卒業するころには、景気もちょうど回復だろうよ」とか言われていたのだが、それが今もってこの有様。今月の政策決定会合でゼロ金利解除の方針を決定するかもなどという新聞記事を読んでは頭をかかえるわけだが、なんで同じことを繰り返すのかね。歴史は繰り返すって、歴史と言うには前回から数年しか経ってねえでげすが。

経済学は科学でないとかそういうどうしようもない批判をする人がいたとしても、それはそれで仕方のないことである。だが、そういった経済学に無理解な人間の数が増えれば政策にも影響し、こうやって十云年にもわたって不況が人々を苦しめる結果となっているという事実があることを忘れるべきではない。

経済学を笑うという行為は、間接的に自殺や倒産といった多くの人の生活・人生を狂わせる手助けしているということを知っておいていただきたいものだ。