機動戦士ZガンダムIII そして伝説へ(違 を観る

テーマ曲がオーガス02以来の衝撃。余韻を完膚なきまでに断ち切るあの選曲は、やはり「おまいら、もういい大人なんだからガンダムはこれくらいにして現実にもどりなさい」という御大のメッセージなのであろうか。

……って他に書くことないんかい。

いやまぁ、面白かったですよ。あのドロドロ感といい、あっさりとした人の死に方といいまさにゼータ。三部作の中で一番ゼータらしい話でした。が、あんまり代わり映えしないよなぁ、というのもその一方ではあるんだよなぁ。誰も知らないラストといいながら、それだけかよっ!って感じだし。

ハマーン様の髪型が初っ端から崩れまくっていたので非常に心配したのだが、その後は作画も良好、ストーリー的にも大活躍でこの点に関しては非常に満足。キャラクターの作画が全般的にTV版ゼータに近くなっていたような気もするが、やはり御大と作画監督が揉めた件が関係しているのだろうか。個人的にはIIラストに出てきたハマーン様は目が縦方向に長すぎるのが気になっていたのでこれで良かったと思っているが、作画監督的には不満だろうなぁ。旧作のリメイクはこういうことがあるから難しい。