なぜ、経済学は批判されるのか

思いついたので、適当に書いておく。

経済学が人気のない理由のひとつは、経済学という学問が基本的に認識のない多数の人々の利益ために認識のある特定の人々に不利益をもたらすことが多いからではないかと思わんでもない。理論だけで言えば、パレート改善をうたっているが、実際には規制緩和、市場開放、日銀批判(w と既得権益の排除という形で実行に移される。利益を受ける人は、自分が利益を受けたとは思わないが、そうでない人にとっては不満たらたらであろう。

もうひとつ思ったのは、それは経済学者にとっての経済と人々が経済学者に期待していることにズレがあるのではないか、ということである。物理学でもよくあることだが、人々が日々感じている素朴な疑問に学者が答えられないとか、あるいは学者は答えているつもりになっているが質問者が欲しかった内容とは違うとか。

例えば、こんなの。

Q. なぜアニメーターはこんなに給料が安いんですか?
A. 生産性が低いからです。

[参考] http://heikinnensyuu.seesaa.net/article/8841969.html