本当かよ?

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/OPINION/20061124/254769/

ここに出てくる逸話のひとつとして本当にあった話に思えないのは今の職場環境が悪すぎるからか?*1

エレコムGPL違反は、Linuxを採用しているのにソースを公開していなかったというものすごくわかりやすいケースだ。しかし、BSDオープンソースプログラムの中にGPLのソースが混ざってるなんて(ライセンス文がくっ付いているのでもない限り)判別できるとは思えない。おそらくよほど例外的なケースだし、見なかったことにしたとしても他の誰も気づかないだろう。

ツールを使って判別するって現在オープンソースのライブラリがいくつあると思ってるんだ。さらに、現在オープンソースとまったく接点のないプログラマを雇うことは不可能だ。

そもそも、クローズドな企業アプリケーションの分野でソースコードが流出することなど事実上がありえないのに、そんなことにコストをかけるPMがいるとは思えないし、いたとすれば無能だという他はない。

ライセンスに気を配るのはよいことだ。GPLのライブラリやOSなど使うなら気を使うべきだ。だが、断片の混入に気を配るなどという馬鹿馬鹿しいことに気を使うのはやめよう。あなたがやるべきことは他に沢山あるはずだ。

*1:誤解を招くといけないが、別に今の職場環境を責めているわけではなく、そんなキレイ事に人・モノ・金をかけるような会社の存在が信じられないという話。