実行速度という名の優位性

昔、某所でJavaよりC#の方が優れていると書いていた人がいたのだが、そこでの大きな主張のひとつが言語仕様の違いによる実行速度面での優位性であった。

http://www.nminoru.jp/~nminoru/diary/2005/11.html#2005-11-09

しかしながら、上記の記事で読めるように、そのような主張はその当時でさえ怪しいものであったし、今となっては本当に神話である。finalの件だけでなく、C#のstructに関しても、Java6で入ったオブジェクトのスタック割付によってかなりの程度削減されるだろう。大量データの取り扱いについては、ByteBufferなどで大半はカバーできるはずだ。言語仕様としてstructを意識しなくとも十分実用に足りるわけだ。