遠藤周作著「海と毒薬」を読む
面白いが、本当に面白いのは最初の出だしの部分であって、本編たる人体実験部分ではない気がしてしまうのはこの小説をホラーとして読もうとしている自分がいるからなんだろうな。話が中途半端に終わってしまうあたりも文学らしいところではあるが、やはり物足りなさがあるよなぁ。
嫌いじゃないけど、うーんパンツ脱ぎ感が足りない。
- 作者: 遠藤周作
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1960/07/15
- メディア: 文庫
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