社会保険庁とNTTデータ

飽くまで個人的見解ですが、お金は出ても理不尽な厄介ごとが多そうなお役所関連をNTTデータが引き受けてくれるのはありがたいと思っています。会社としてはおいしくとも、現場にとっては別問題なので。

とはいえ、会社にとってもおいしいのかと言えば、年度予算制のおかげでお役所関連の案件は支払額や期限の面で大きなリスクを抱えているため、よほどお金に余裕のある企業でない限りお役所関連の仕事は引き受けられないと聞いています(予算に決められた金額はきちんと払ってくれるが、案件が膨れ上がったからといって早急な費用の工面は不可能だし、予算案が可決されるまで支払が滞る場合があるらしい)。

お役所と長く付き合って三菱みたいな体質になってしまうよりは、真っ当に正々堂々と勝負できる民間相手に仕事していた方が会社も個人も健全に成長するんじゃないかなぁ、と思う今日この頃。