町田徹という無知

このところ、市場関係者の間では、日銀に対して、米FRBに追随し金融を緩和するよう求める声が多い。私見だが、この局面で優先すべきは、スタグフレーション退治のための早期の大幅利上げであり、緩和はその後の施策ではないだろうか。本来、昨春やっておくべきだった利上げが実現していないことが、円キャリートレード原油への投機を呼んだ経緯は軽視すべきでないと思われる。さらに言えば、新日銀総裁の最初の政策決定会合を迎える4月に、 1.0〜1.25%程度の大幅利上げを迫られる局面が出てきてもおかしくない、と筆者は考えている。

http://diamond.jp/series/machida/10014/?page=4

利下げ利上げとは、景気の低下、インフレ率の低下、失業率の上昇を行う政策です。なぜ、景気の低迷がささやかれ、デフレで、失業率も高い現在大幅利上げをしなければならないのでしょう。まったくもって理解不能です。日銀の関係者だって利上げをしたいと自ら思うことはあっても、外から利上げを迫られるなどとは誰も考えてないでしょう。

キャリートレード原油への投機、どちらも市場が正しく機能している証拠であり、まったく問題視される謂れはない。

こういう知ったかぶりの無知な経済記者はさっさと市場から撤退してほしいものだ。無知な記者が存在し続けることこそ、マスコミ市場が正しく機能していないということなのではないだろうか。私はこのことこそ決して軽視すべきでない問題だと思うのだがいかがだろうか。