本当は怖い共産主義思想

実際に実施された共産主義が怖いのはもはや周知の事実ですが(w マルクスの唱えた共産主義も平等とはかけ離れたものだったんだなぁ、ということをここのblog経由でルンペン・プロレタリアートの説明を読んではじめて知った。

無産階級や労働者階級の中でも革命意欲を失った極貧層を「ルンペンプロレタリアート」と定義し、「ルンペンプロレタリアートは信用ならない」「反革命の温床になる」と退けた。この背景にはルイ・ボナパルト(後のナポレオン3世)のクーデターがフランス第二共和政を崩壊させてしまったことから来るマルクスの憤りが含まれている。ルイ・ボナパルトの軍隊にはマルクスが「ルンペンプロレタリアート」と呼ぶ最貧層の者が多く含まれていた。原義的には「ブルジョワ階級の扇動に乗りやすく(共産主義)革命に非協力的な最貧層」ということになる。

このことから20世紀になると、スターリニズム粛清や文化大革命のような出来事が生じた。つまり、指導部や独裁政党に従おうとしない極貧層は、暴力を用いてでも政治的目標や国家エリートの政策・方針に従わせなければならず、従わないときは最悪の場合、「粛清」という名目で殺してしまっても構わない、という考え方が共産主義運動の国際的な流れとなったのである。

ルンペンプロレタリアート - Wikipedia

まぁ、マルクスにはまったく興味がないので、だからどうしたって話なんですが。