一蘭というラーメン屋に行ってみた

一蘭というラーメン屋がおいしいという噂を聞きつけ検索してみたところ池袋に店があるというので行ってみた。

入ってみると、何やら普通のラーメン屋とは違う怪しげな雰囲気。なんせ店員が見えない。食券を買ってカウンターに向かうと、全席左右に仕切りがある個人席のみ、しかもカウンター内との間も壁になっており、注文は下半分だけしか開かない小窓から行うという徹底っぷり(下半分なので店員の顔は見えない)。アダルトビデオショップのカウンターじゃあるまいに。

ラーメンを食べるという行為は世間様に顔向けできない行為だったのか! と勘違いしてしまいそうな作りである。単に製法を隠すためとか、実は店員がすべて身体障害者とかそういう理由なのだろうか(後者なのだとしたら、なかなか見上げたものであるが)。

ないとは思うが、個人情報保護の叫ばれる昨今、このようなスタイルが主流になってしまうのではないかと懸念してしまう。まぁ、あれだけ人間的なコミュニケーションが言われながらも、コンビニのスタイルに慣れてしまったわけだから、そうなってしまえば意外と慣れるのかもしれないけれど。

おぉっと、ラーメンの味の話題を忘れてた。個人的にはイマイチでした。別に悪くはないけど、私は普通の博多ラーメン(できれば天神ラーメン)が食いたいのだ。どこかに良い店はないだろうか。