クルーグマン教授 ノーベル経済学賞受賞

 キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

スウェーデン王立科学アカデミーは13日、今年のノーベル経済学賞を米プリンストン大学教授、ポール・クルーグマン氏に贈ると発表した。

http://www.asahi.com/business/update/1013/TKY200810130160.html

当分、死にそうにないので他の方が受賞するものと思ってましたが、なんとクルーグマン先生の単独受賞の模様。なんとも目出度い。ぜひとも受賞講演で日銀のプアな金融政策に言及してほしいものだが、さすがにそこまでは期待できないか。

バーナンキFRB議長になり、クルーグマンノーベル賞を受賞するという現在の状況こそが、日銀の金融政策が異常であることを示すひとつの証拠になってると思うんだが、まぁ批判者はどうせそうは思わないだろう。

ともかく、クルーグマンにトンデモといい続けた池田信夫リチャード・クー斎藤精一郎他多数はいい面汚しですな。

クルーグマン教授の経済入門 (日経ビジネス人文庫)

クルーグマン教授の経済入門 (日経ビジネス人文庫)

MurmurHash2 for Java

寝付けないので暇つぶしに作ってみた。ネタ元はここ。元の戻り値はunsigned intだけど、Javaにはないのでint型で。計算自体は同じだから、unsignedでもbit列としては同じ結果になっているはず。

[追記] 書き忘れたけど元と同じくPUBLIC DOMAINということでよろ

[追記 2009/03/08] javaのbyteはbit演算するときにint型に変換されるの忘れてたorz byte列に負の値があるときに正しくない値になっていたので修正。

public class MurmurHash2 {
  public static void main(String[] args) throws Exception {
    if (args.length != 2) {
      System.out.println("java MurmurHash2 <text> <seed>");
      return;
    }
    
    byte[] key = args[0].getBytes("UTF-8");
    int seed = Integer.parseInt(args[1]);
    System.out.print(hash(key, seed));
  }
  
  public static int hash(byte[] key, int seed) {
    // 'm' is mixing constants generated offline.
    // They're not really 'magic', they just happen to work well.
    int m = 0x5bd1e995;

    // Initialize the hash to a 'random' value
    int h = seed ^ key.length;

    // Mix 4 bytes at a time into the hash
    int i = 0;
    while (i < key.length-3) {
      int k = (key[i++] & 0xff);
      k |= (key[i++] & 0xff) << 8;
      k |= (key[i++] & 0xff) << 16;
      k |= (key[i++] & 0xff) << 24;
      
      k *= m; 
      k ^= k >>> 24; 
      k *= m; 
      
      h *= m; 
      h ^= k;
    }
    
    // Handle the last few bytes of the input array
    switch (key.length-i) {
    case 3: h ^= (key[i++] & 0xff) << 16;
    case 2: h ^= (key[i++] & 0xff) << 8;
    case 1: h ^= (key[i++] & 0xff);
            h *= m;
    }

    // Do a few final mixes of the hash to ensure the last few
    // bytes are well-incorporated.
    h ^= h >>> 13;
    h *= m;
    h ^= h >>> 15;

    return h;
  }
}

相変わらずひどいね

田崎さんたちの記事の中で、とっても気に入ったフレーズを最後に引用しよう。


リカ

「ややこしい」なんて、非科学的ですよお。科学だったら、きちんと原因とか法則とかをはっきりさせるべきなんじゃないんですか?

博士

それは科学についての誤解じゃぞ、日常的な現象のほとんどは、様々な要因が複雑に影響しあって生じておる。それをシンプルに一言で説明してしまうのはかえってインチキじゃ。



うーん、すばらしい。経済については、ネットで竹を割ったような議論をしてらっしゃる諸センセイが多くて、そういう人はみんな声が大きい。(ネットで声が大きいとは??)。他方ぼくは、今回の金融危機も含めて、ほとんどの経済現象の原因も先行きもわからず、まったく路頭に迷っている。どのようなロジックをつむいでも、すぐに自分に都合の悪い反論をみつけてしまうのだ。確信を持てるような結論にたどりつけることは滅多にない。やはり自分は(そういう諸センセイがたに比して)頭がイマイチなんだなあ、と悲観することもあるが、この博士のことばは勇気百倍であった。

ムペンバ効果と経済 - hiroyukikojimaの日記

おいおい、田崎先生が現実は複雑だからフリーエネルギーは存在しえるなんて言うと思うのかね? そんなわけねーだろ。

なんだか言ってることがだんだん複雑系な人になりつつあるのだが、いかがなものか。