Mozilla RC2が出てたので入れてみる。相変わらずアップグレードの度に苦労しているのだが、入れる前にアンインストールをしているからなのだろうか。とはいっても、新版が出るたびにやってると慣れたもので1時間もあれば移行できるようになってしまった。これであと、SVGの完全サポートとXSLのサポートがあれば怖いものなしだ(何が?)
Linuxは難しいと言われているし、私自身もそう思っていたが、X Window Systemと大多数のたまにしか使わないツール類と印刷環境について考えなければ、とてもシンプルなシステムであることが最近わかってきた。ようするにクライアントはWindowsにサーバはLinuxにするのが吉ということである。
大体においてUNIXのクライアントツールは、カスタマイズの強さを売りにしてるだけあって設定が面倒なのである。emacsを使わないだけでLispを覚えるという苦労をする必要もないし、mew等のCUIメール環境を使わなければ設定の面倒に引きずりこまれる必要もない。Texを使わなければ、毎度書いたり印刷したりする度にあんな苦労をする必要もない。
昔であれば、UNIXWindowsの共存というのは非常に面倒だったが、今ではSambaがあるのでまったく問題ない。次のSamba3.0が安定すれば、NT Serverはまったく必要なくなる。Microsoftもそれに気づいたのか、Sambaへの攻撃を始めたようだ。状況の認識ができない多くの日本企業と違ってMicrosoftのフットワークの軽さは尊敬に値する。独占企業は伊達じゃないのだ。
ただ、現実問題としてServerとしてのWindowsは終わってる(最初から逝ってよしだったという話はある)。GUIが必要なサーバーなんてナンセンスだし、テキストやコマンドラインで設定できないのも大問題(テキストやコマンドラインでの設定は、コピー & ペーストやスクリプトで行えるため、大量の設定が必要な場合やもしものときに短時間で復旧できるというのが利点)。
というわけで今後はLinuxの時代です(きっぱり)。皆さんおゼゼを稼ぐためにもがんばって覚えましょう。