アルビレオにて「Versus」を視聴。某氏お薦めだそうだが、どうも私にはいただけない。私が絵描きだということもあって、どうしても作り手の視点から見てしまうからなのだろうか、あまりの稚拙さに恥ずかしくて見ていられないのだ。確かにアクション自体はすごいのだが、余りにもわざとらしいし時間も長すぎて良い部分も台無しにしてしまっている。
朝になってから借りておいた夢枕獏原作・滝田洋二郎監督作品 映画「陰陽師」を見る。夢枕獏原作と言っておきながら、実のところ岡野令子原作だったりするのだが、まあ当然といえば当然か。
マンガ版にうまくマッチした配役を選んでいるとはいえ、「原作と同じものを目指すと失敗する」という轍を踏んでしまった感がある。まあ、そこそこの出来栄えにはなってるような気はしますが、映画と呼べるような出来ではないですな。