朝起きると突然、怪談本が読みたくなって「そういえばそろそろ新耳袋が出てるかもなあ」と思い本屋に行く。そしたら、しっかり出てるし(^^;
うーむさすがは新耳袋、霊波動でも出てたのだろうか。新刊を知らせてくれる霊波動……便利だ。
というわけで、「新耳袋 第七夜」を読む。まあ、いつもの通りです。前ほど斬新な話が見つからなくなっているのが残念だが、七巻も続けばそうなるのは仕方ない。個人的には封印話がいつの日か公開されることを期待しているのだが、あったとしても当分先でしょうな。
私もこれだけ怪談が大好きなのに今まで幽霊というものを一度も見たことはない(金縛りは何度もあるが)。それでも変わった体験というのは何度かあるのだ。
たぶん中学生の時だったと思う。姉が買ってきたその日発売のマガジンを読んでいたのである。その中のひとつ「スーパードクターK」を読み進めていたとき不思議なことに気付いたのだ。
「この話、読んだことあるなあ」。
所謂ひとつのデジャブという奴である。まあ、デジャブなんて珍しいことではないので、それはいいのだが、私はそのとき姉に最新刊であることを確認した後、こう思ったのだ。「うむ、デジャブは良く起こるけど、ホントに以前見たことがあるのかどうかわかんないから、次のページを思い出してみよう」。次はこういう絵があって、こんなセリフがあったよなあという感じで。そして、ページをめくると記憶とまったく同じだったのである。あれ、実は先週のかなっと思って他のマンガを読むのだが、他のマンガはまったく記憶にないのである。
今、考えると「スーパードクターK」のことだし、本当に同じ話が載っていたのではないかと思わんではないが、確かめるのも面倒なので今までそのままになっている。しかし、怖くも何ともない話だなあ。やはり「スーパードクターK」という点に問題があるのか。これが恐怖新聞とかだったら恐怖感を煽れるのだが。
実はもうひとつちゃんと怪談話になりそうな体験があるのだが、これまた、まったく恐くない。しかも、話の前フリがややこしいので、ほとんど人に話したことはない(もしかしたら誰にも話してないかも)。とりあえず、新耳袋にでも投稿してみるか(^^: