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スティグリッツ経済学の索引で「資本主義」を調べてみたら載ってなかった。ようするに、もはや近代経済学は、マルクス経済学なんて端から相手にしてないようだ。
例の論争に絡んでマルクス経済学についてGoogleで検索していたのだが、やはり議論は止めたほういいという直感は正しかったようだ。近代経済学とマルクス経済学、名前は同じ経済学でも物理学と哲学くらい開きがある。「物理学は人間の尊厳について何も語れない」に極めて近い批判が同じ分野から飛び出すわけだから、その不毛さは推して知るべしという感じである。
とはいえ、貧富の格差を縮める理論に基づき壮大な実験をした結果、共産主義国と後進国の差が縮まったことは事実なのだから、そこは認めるべきかもしれないな（藁