このサイトでは珍しく実名を挙げるが「理工学研究科の事務」は最悪だ。この一年間どれくらい辛酸をなめさせられてきたことか。いくら悪態をついても気が治まらない。2chに「理工学研究科事務を糾弾するスレ」を立てたい気分である。筑波大学の大学院に進む人には忠告しておくが、もしストレスを貯めたくないのであれば博士課程に進むことをお薦めする。ムカムカ



本日、発表を終えて後は卒業を待つだけである……が、何故かいろいろとフラグが立ち心労は溜まるばかり。最近、よく思うのだが経済学というのはあらゆる意味でストレスの元凶になっているような気がする。学べば学ぶほど私自身は世の中のことが明瞭に見えてくる一方で、経済学を知らない人との間のギャップはどんどん広がるばかり。扱う内容は身近でもその結論は一般の人には直感的には受け入れがたいため、簡単に理解を求めるのも難しい。
しかし、現実問題として経済に関する人々の知見というのは実体経済に様々な形で影響することになることを考えると、いつかは物理学並みの信頼を勝ち得なければならないはずなのだ。先輩との論争でもこれが物理学ならばどんなに楽だろうと考えたことがしばしば。
私は、心霊大好き人間なので、たとえ正しいことでも正しいと立証出来ない場合があるということを理解しているつもりだ。例えば、オカルトな人は最後の反論として「物理学ですべてがわかるわけではない」とか「あなたが暴いたのは一部の偽者だけだ」というものがあるが、これらの反論に明確に答えることはこの上なく難しい。しかし、物理学は信頼があるので、実際には視聴者の大部分の理解が得られるので、それが問題になることは少ない。しかし、これが経済学だと信頼がないので場合によってはトンデモの方を信じてしまうことも多い。また、これは一般論だが学問的な理論は簡単には説明できないが、トンデモな説明は一文で説明できるということもある。
経済学を信じさせる方法、これこそが今、経済学に最も行うべきことなのかもしれない