ハイテク化の波



一部で、Javaに関するSunの内部文書が話題になっている。Sunは2年前のことだと否定しているが本当かと言いたくなる。Javaは現実的に良い言語だけれど、それを管理するSunには開発者の多くが不満をもっていると思う。子供が育つまで保護するのは親の正しいあり方だと思うが、巣立ちつつある子供を束縛するのは子供自身をダメにするわけで。
Sunは本来、オープンソース運動に最も近いところにある会社のはずなのに、なんであんなに失敗続きなんだろうね。Sunの法務局が馬鹿だというのは間違いないんだろうけど。オープンソースが儲けに繋がるとは必ずしも考えないが、敵に回して上手くいくとも思えない。コンピュータに関わる企業の未来は、如何にオープンソースと付き合っていくかが分かれ目になるかもね。

ティーブン・セガール主演「沈黙の戦艦」を観る。セガールという役者は、顔が濃いだけでなく関西弁を喋るという点で役者以外で出てくる時には受け入れがたい人物なのだが、役が付くとそれないにかっこいいのが不思議なもんだ。映画自体は割と普通のアクション映画といった趣きで別につまらないこともなかったが、送り込まれたSEAL部隊が敵に乗っ取られた戦艦の真正面からヘリで降りてこようとして撃墜されるというのはさすがにどうか。脚本の時点で誰か気付け。

押井守脚本、藤原カムイ作画「犬狼伝説」を読む。控えめに言ってつまらん。なんでだろうね。犬好きの気持ちはやっぱり理解できないってことなのか……な?