ロボットが身近になる日も近い!……という希望をもたせるようなデモは宜しくないと思う。



ひさびさに映画三昧の日。
一本目、レオパルドが出てこないほうの「スパイダーマン」。うーむ、なんておバカな作品なんであろうか。なんでヒロインがあれなのかとか、運命感じてるけど微妙に話に絡んでないピーターとか、実はただの内ゲバじゃんとかいろいろ何だなあとは思うけれど、そこら辺もバカっぽいから許すって感じに仕上がっている……のだが、それでいいの? まあ、いいか。
攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX 02」をみる。第三話「ささやかな反乱」。話の方はありがちな人工無能ネタ。なんだか細かいつっこみで申し訳ないのだが、「マニアに人気だけど旧型の機種」の場合中古市場に流れて調べるの結構大変な気がするんですけどとか、記憶媒体の中にウィルスがあったとしても潜伏してるだけかもしれないから犯人とは特定できないんじゃとか、ちょっと気になった。まあ、たいしたことじゃないけどさ。むしろ、1〜3話とどっかで見たような話ばかりなのが気になるところ。
第四話「視覚素子は笑う」。「視覚もとこ」ってなんだって思ったら「視覚そし」だった。狙ってるつもり? 見終わっても理解できないタイトルは問題ではないかと思うけどまあいいや。グリコ森永事件が元ネタっぽいけど、もうちょっとひねって欲しいような。それと、後半で笑い男が出た瞬間に9課の人間は動き出すべきなんじゃないのとか思った。
なんだか不満ばっかり言ってるなあこのシリーズ。作り手のアマっぽさが気に食わないだけなんだけどさ。
三本目、スティーブン・キング原作「ミザリー」。筒井康孝曰く「リアルすぎて怖いから見れない」だそうだが、この映画を一番怖く感じるのは作家の方々だろうなあ(ファンのいる小屋に閉じ込められた田中芳樹を想像してしまった。「レッドホットドラグーンの続きを書け〜」)。怖いのは怖いんだが、だんだんコメディに思えてきてしまうのは私だけだろうか。まあ、他人事だしね(^_^;