読者から下記のような激励のお便りが。

貴志ゆうすけの悪口言うなら、大作書いて世に認めてもらえ( ̄^ ̄)
書けるんなら技術者なんぞやっとらんわい(爆)という反論はさておき、このメール、個人的には非常に興味深い点がある。なんと「ゆうすけ」がひらがななのである。悪口を言うなといっているのだから、この差出人は貴志祐介の大ファンであると考えるのが普通である。にも関わらず名前をひらがなで書くのはなぜだろうか。想像するにこのメールの送信者は

  1. 変換しようとしたが、どの「ゆうすけ」なのか思い出せず、かといって批判メールで誤字するのも恥ずかしいと思ったから
  2. 作家・貴志祐介の本名は「貴志ゆうすけ」であるというトリビアを私に教えようとしているから
  3. 非常に携帯電話がヘボく一部の漢字が諸般の事情により出ないから
  4. 実はこの文章は暗号文で、解釈すると「1999年に空からアンゴルモアの大王が降ってくる」という意味になるから
  5. 実はファンではなく「あなたの意見に同意します」という真意を伝えたかったから

という理由により「ゆうすけ」とひらがなで書いたのであろう。めでたし、めでたし。



……最近、日記も滞りがちなのでこんなんで埋めてみました。てゆうかなぜ貴志祐介? というのが実は一番率直な疑問。貴志祐介という作家は、瀬名秀明みたいにとてつもなく文章が下手であるとか、栗本薫みたいに(特に作者の)性格が破綻してるとかみたいな欠点はないけれど、だからといって逆にこれといった特徴とかすごさとかはまったく感じられない。まあ、水みたいな作家だよね。読んだところで毒にも薬にもならない。
そりゃ、貴志の作品とAWOLを比べれば遥かにAWOLの方が出来は悪いだろう(これに反論する人はいまい)。でも、私なら迷わずAWOLを選ぶ。まあ、そういうことなんですが人によっては感じ方も違うんでしょうな。

Sqrollにいくつかのバグフィックスと機能追加を行いバージョン0.9.1として公開しました。あぁ、でもドキュメントが……。