そういえば、こないだ東洋経済の「学者50人が薦める夏休みに贈るベスト経済書100冊」という特集を立ち読みしたのだけれど、リフレ派の本ばかりでウケる。で、各評を書いている人がこれまたリフレ派ばっかりでなんだかなぁという感じだけど、もはやリフレ策の啓蒙をしなくてもよい時代になったのかもと思うと感慨深い。



とはいえ、言ってるそばから「4―6月期GDP、実質年率1.7%成長・設備投資が減速」だもんなぁ。実質1.7%とは言ってるけど、名目-1.3%+デフレ率2.6%(+誤差)じゃあんまりだよなぁ。結局、日銀が変わらんとどうにもならんということか。
同じく日経の記事に「量的緩和解除の具体的条件を議論・6月の日銀議事要旨」ってタイトルがどう考えてもミスリードだよなぁ。「より高めの数値を示すことを検討すべきだ」と提案したしたのは0%で量的緩和を解除させないためで、それに反対している奴らは早く解除させたいと思っているわけだから。