ファイナンス・リースとオペレーティング・リース

どっちがどっちだかすぐに忘れるのでメモ

ファイナンス・リース
実質的に有形固定資産の購入と見なせるリース契約による取引
オペレーティング・リース
通常のリース契約による取引(=ファイナンス・リース以外のリースはすべてこれ)

最近のトレンドとしてリース契約による固定資産の取得が流行っているらしいのだが、購入に比べてどういうメリットがあるのか良くわからない。購入とリースを比べると以下のような違いがある(らしい)。

  • 購入の場合借入金などで一度に大量の資金を用意する必要があるが、リースだとそのつどの費用として用意するだけでよいので楽。
  • 購入だと固定資産管理をする必要があるが、リースだと管理をリース会社側でやってくれて請求に対して支払いだけすればいいので楽。
  • 購入だと資産として貸借対照表上に計上される(オンバランス)が、リースだと費用として処理される(オフバランス)。オフバランスにすると、自己資本比率ROA(Return on Asset)が上がって、見かけ上、安定性や収益性が良く見える。
  • 税務から観ると、減価償却するか費用として支払うかの違いになるだけなので税金負担の軽減に繋がるわけではない。

ということは、経理が楽で株主も騙せるというのがメリットなわけ? うーむ。