「課長ができます」を笑えない

転職の面接で「何ができますか?」と聞いたら「課長ができます」という答えが返ってきたというジョークが一時期巷を賑わわせたが、サラリーマンになってしまった今から考えると全然笑えない。企業というのは組織である以上、その組織では非常に重要だが、他の組織に行くと意味を持たない(あるいは、持ちにくい)スキルというものは確実に存在する。

その人は会社から「課長をやってください」と言われ、その役目をきちんと果たしていただけかもしれないのだ。それはその会社にとっては重要な仕事だったのかもしれない。

まぁ、世の中しょせんは運のよしあしで人生が決まるのかもしれないけどねぇ。