人頭税

昨日のネタを書くときに調べていて気になったのだが、経済学では最も効率的*1な税体系は人頭税だという結論が出ている。しかしながら、実際に人頭税が実施されたという話も聞かなければ(サッチャーが導入しようとしたぐらいか?)、表立って人頭税を積極的に推し進めようという経済学者も見たことがない。

これはどういうことなのだろうか。公平性が問題になるから、というのであればわかるが、経済学においては誰もが納得できる公平性など存在しないということになっているわけで、効率以外の評価軸が多くの経済学者間で同意を得られているようにも思えない。

うーむ、ちょっと調べてみるか。

*1:ここでの効率は政府にとってということではなく、国民全体の生産性に対してということ