entityの数がデータベースが生み出す情報量の限界を決める

なるほど。

n個のカラムを持つentityは、n次元でしかないが、それを1個のカラムを持つn個のentity+対照表にすることで最大組み合わせ分の次元=nCr次元を持つことができるということだろうか。

しかし、やはりデータベース設計は哲学的にならざるを得ないのか。業務の概念構造をデータ構造にマッピングしているのだから、考えてみれば当たり前のことではあるが。

しかし、そうだとすると結論はひとつ、「唯一無二のデータベース設計などというものは存在しない」ということだな。これは「ツチヤ教授の哲学講義」に書かれているように哲学という学問が辿り着いた結論であるのでもはや疑問の余地はない。では、良いデータベース設計や悪いデータベース設計などないのだろうか。いや、そうではない……うむ、次回はこのネタでいくか。

[追記] いや、n次元と言うのはおかしいな。ここでいうn個のカラムを持つentityはキーに対する従属性を持っているはずだから1次元しかない。なんだかよくわからなくなってきたぞ。もう一度考え直してみよう。