差別用語

そもそも差別用語って何だろう。差別する意図なく使ったとしても差別に値する日本語なんてそんなにないように思える(侮蔑語はあるが)。

昔、高校だったかに視覚障碍者演奏家が来て公演みたいなことをしたのだが、そのとき「道を歩いていたら工事中で、そこの現場監督に非常に気を使ってもらってうれしかったのだが、めくらと呼ばれたのがショックだった」とか言っていたのを聞いてあきれてしまったわけだが、ある一定以上の年齢の人はめくらとかきちがいとかそういう言葉を一般用語として用いていたわけで、それを聞いて差別を感じるというのは本末転倒であろう。

めくらやきちがいと呼ばれなくなったからと言って何かが変わるわけではないのだから。