RFP作成には標準的な手順がある

なかなか参考になる。特に次の部分は。

例えば,(1)賃金や製品の値上がりを物価指数に合わせて補う,(2)既存のケーブルや配管などが資料や図面と異なるために必要になる追加コストはオーナーが負担する,といったことを契約書に明記します。改造プロジェクトでは,そもそも図面や資料がないこともよくありますので,(2)は非常に重要です。

ただ、この筆者の言っている結論はおそらく正しくない。他の業界の慣習を持ち込んで解決するならとっくに解決しているのだ。システム開発に関しては発注者自体が何を最終的に成し遂げたいかわかっていない一方で、目に見える困ったことだけは大量にあることが最大の問題なのである*1

*1:そういう意味では経済学に対する世論の反応には似たような側面があるような(w