早稲田大、サラ金業界と癒着 寄付5千万円で“御用論文”量産
これってどうなんだろ。専門家から見て明らかに偏向した論文ばかり量産していたとしたら明らかに問題だけど、サラ金業界について経済学者が書いたらまず間違いなく世間的には「御用論文」扱いされてしまうわけで。
経済学的に考えれば、サラ金業界が規制されるより自由に活動できた方が消費者にとっては異時点間でお金をやり取りする場合の自由度が広がるわけだから効用を高める結果になる*1。サラ金業界の競争が活発になると金利や(返せない場合の対応も含む)サービスが改善されるので、今現在問題があるからと言って単に法律で規制するという方向に持っていくのはよろしいことではない。
というわけで、実際の論文についての同業者の評価を見てみないとこの件についてどう評価すればいいのかは難しいように思う。