Wikipedia一般均衡の変な説明

現実経済からの非現実性として深刻な例としては、「為替投機こそ、為替を安定化する」といったM.フリードマンの理論の非現実的な結果をみればよいし、世界的なバブルとその崩壊、金融恐慌が巨大化している現実経済に見ようとしないか。市場でおきている相互作用のメカニズムを正面から解明せず、「グローバルな市場経済でないことが諸悪の根源である」という教条主義に陥っていることがあげられよう。

一般均衡 - Wikipedia

「為替投機こそ、為替を安定化する」って今でも経済学者の一般的な見方だと思うのだけれど違うのだろうか。たぶんこの文章を書いた人は安定化の意味を勘違いしているのだろう。ここでいう安定とは、片寄らない、すなわち均衡価格にすばやく落ち着くという意味で、一定の為替レートになるという意味ではないと思うのだがいかがだろうか。