フォース・カインドを見る

急に映画が見たくなったので、映画館のあらすじだけ読んで、まぁいいかとフォース・カインドという映画を見ることにした。

前評判なしで行ったので、どういう映画か知らずに行ったのだけど、ブレア・ウィッチ以降はやっているフェイク・ドキュメンタリー形式の映画だった。さすがに同じ方式だとありきたりになりつつあるので、ドキュメンタリー+再現映画、監督と本人との対談を混ぜながらの展開はなかなか良く考えられている。

……が、しかし内容が宇宙人のアブダクションものだとわかった瞬間に見たことを後悔してしまった。宇宙人ものなんて、今更ジョーク・ネタにしかならないぜよ。隣の客なんて失笑してるし。

シュメール語は文字でしか現存してないと言ってるのに、なぜ宇宙人がシュメール語でしゃべっているとわかるのか、とか、今日び心理学者は催眠療法なんてやらんぜよ、とかフェイク・ドキュメンタリーとしては致命的な問題が散見されるのも難点。

これだったら、「かいじゅうたちのいるところ」でも見たほうがよかったなぁ。