山形浩生訳による「ハロウィーン VII」の翻訳が公開。こういう文書を読むとMicrosoftのすごさが本当に良くわかる。突然のインターネットやセキュリティ重視へのシフトの時も驚いたが、伊達に独占企業の地位を持続してるわけじゃない。世の状況をきちんと認識し、改善すべきは改善する姿勢とその速度の速さは特筆に値する。世界中みまわしてもここまで柔軟な経営姿勢を保持している企業はそうないだろうと思う。雪印のような社長ではMicrosoftの経営なんかとうてい出来ませんぜ。



映画「タワーリング・インフェルノ」を観直す。観直すといっても小学生の時に観た以来なので細かい内容はまったく覚えてなかったりする。
しかし、さすがは「パニックムービーの二大巨頭」と呼ばれるだけのことはある(もうひとつは、「ポセイドン・アドベンチャー」)。あまりの映像のすごさに感覚は映画というよりドキュメンタリーに近い。問題部分の設定もリアリティありすぎ。
ちょっと驚いたのは、市会議員が悪役ではないという点。だいたい映画で出てくる議員って最初に「わしを助けろ!」なんて叫びだす嫌な奴として使われるけど、この映画の議員さんてすごく紳士的に行動する。個人的には人物関係はもうちょっと弄ったほうが面白いなあと思うのだけど、骨太の世界と物語があれば細かい演出なくても十分面白いと思った次第。
この映画、システム構築を値切る社長さんを説得するのに使えるかもとか、ちょっと思った。