経済学は「現実の後追い」か?
だからといって、まったく経済学が実際の役に立たないとは、言いません。
ただ、現実の後追いだなぁと思わざるを得ないです。
物理学は、150億年ほど前から存在した現実の後追いをやってるわけで(w、それにくらべれば経済学なんてとてもとても。
[追記] ちゃちゃを入れてみることにしました。
科学者は、実験と理論が命です。理論が先行して、実験が後を追い検証する。新たに見つかった不思議な現象を説明する理論を考える。
物理学なんて工学屋の後追いをやっているだけです、ということもしばしばあるので、物理学が常にそのような過程を経るとは限りません。相対性理論も、実験結果が先行していますし。実際には、現実データと理論の矛盾を説明するために新たな理論が必要になるわけだから、理論が先行することなんてめったにないと思うのですが……
実験とは違い、経済にはさまざまなノイズが乗ることをいいことに、ノイズに適当な名前をつけて、例外扱いにしてしまいます。
物理学だって昔はそうでした。今はそのノイズの多くが説明できるようになっただけです。そういう言動は専門用語で後だしジャンケンと言います(大嘘)
実際の授業では物理学でも「無視できるほど小さい」という言葉をよく聞くと思うのですが、そういうのは無視ですか。そうですか。
[更に追記]
マスコミに登場する経済学者やエコノミストは8,9割方まともな経済学者ではないことを知ることは重要ではないかと。
よく見かける方で経済学者としてまともなキャリアがあるのは、伊藤元重先生くらいじゃないのかなぁ。
[更に更に追記]
なんでこんな話をsvsneedsさんに振ったかというと、
「リフレにしろリフレにしろ」と言いますけど、命令形ではなくて、
自分でも少しはそうなるような努力をしてみては、いかがですか?
ようするにsvnseedsさんが紙幣を発行すべきだってことですよね。それは犯罪の教唆なんでは(笑)